看護管理者の求人について解説します。職位ごとの求人の傾向や管理者の求人の探し方などについて紹介しますので参考にしてください。
まず、看護主任は、候補者として採用されることが多いようです。次に看護師長ですが、看護師の少ない小規模の病院や老人ホームなどでの募集が多いようです。看護部長は、求人数が非常に少ないです。定年などでしかポストが空かず、内部昇進がほとんどです。まれに病院のトップが変わって一新したい時に看護部長を新しく募集することがあります。紹介やコネで決まることも多く、管理者としての経験や実績が必要です。
看護管理者の求人を出していることをほとんどの病院はオープンにしたくありません。看護師の士気が下がるからです。そのため、看護管理者の求人はほとんどが非公開となっているので、非公開求人を多く扱っている看護師専門の転職サイトを利用するのがおすすめです。非公開求人は、限定された人だけが見るため応募者が少なく先行倍率が低いのが特徴です。つまり、公開求人よりも採用されやすいということです。
大学病院や総合病院などの大規模な病院では4月にたくさんの看護師が就職します。このタイミングでは応募者が多く倍率は高いです。しかし、その後退職した人や辞退した人などの欠員を補う求人は非公開で募集することがほとんどです。
ただし、非公開求人は、病院が採用したい看護師の条件を細かく設定していることが多いです。転職サイトがあらかじめ応募者の経歴、経験、資格などをヒアリングしてから判断するので、人によっては非公開求人を紹介してもらえないこともあります。
転職を成功させるには条件の良い求人を見つけることが大切です。前述のとおり、良い条件の求人は非公開になっていることが多いので、誰でも見られる求人サイトなどでは探せません。最初から非公開求人も視野に入れて転職活動することが重要です。
非公開求人は、病院から転職サイトや転職エージェントに掲載のリクエストをすることにより登録されます。その詳しい情報は、非公開求人を扱っている転職サイトや転職エージェントに登録している人だけが知ることができます。そのため、まずは転職サイトなどに登録しておかなければ始まりません。登録すると専門のスタッフがヒアリングをおこない、希望する条件の求人を探してきてくれます。ただ、求人情報は転職サイトや転職エージェントごとに違います。優秀なスタッフがいるところほど良い条件の求人が集まります。まずは、最低でも2社以上のサイトに登録することをおすすめします。
まず始めにおすすめするナースネクストは、10万件以上の医療機関から求人情報を集めています。人事担当者と直接コネクションを持っているので、職場の内部情報まで把握しています。
次に、ナースリサーチです。医療、介護、保育分野で適正な職業紹介事業者に認定された企業が運営しています。
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最後に、看護のお仕事です。オリコン顧客満足度調査でNo.1に輝いた、紹介案件の質が良い転職サイトです。求人数は日本最大級なので、希望する求人が見付かるはずです。
看護主任・看護師長・看護部長とステップアップして看護管理者としての活躍を目指すならキャリアプランが重要です。
看護師が管理職として昇進・昇格して看護管理者になった場合のメリットとデメリットについてわかりやすく解説します。
看護管理者とは、どのような立場と役割を持つのでしょうか。まずは看護管理者の概要を確認しておきましょう。