綺麗事だけではキャリアアップできない

看護師が出世するためには処世術も必要です。スキルアップや知識を磨くことも重要ですが、綺麗事だけではうまくいかないのも人生です。

綺麗事だけではキャリアアップできない

媚びることも必要?

どうしてこの人が出世できたのだろうと思ってしまう人がたまにいます。そういう人は、ただ媚びているだけのように見えますが、実はとても頭が良い人です。勉強ができるという頭の良さではなく、頭の回転が速い人です。相手の顔色を伺うのがとても得意で、今は機嫌が悪いから話かけないでおこうなどと、とてもよく気が利きます。
そういう人は、上司から見ても居心地が良い場合が多く、ストレスがなくて気分が良いものです。普段は気難しくて近寄りがたい上司でも、そういう人といると笑顔だったり、穏やかにしていたりするものです。上司からするとそのようなタイプの人は、良き理解者として写っているようです。媚びる人はよく嫌われます。周りから見ているとすぐにそういう人だと気付きます。しかし、管理者になって立場が上がってくると皆孤独になっていきます。いわば、嫌われても仕方のない世界で仕事をしているので、たとえ媚びていたとしても可愛い部下として見えることがあるようです。そういうタイプは、私情が入っているのではと疑いたくなるような評価をされている人が少なくないはずです。そして、そういうタイプの人が出世しているのも事実です。

派閥が関係することも

学閥や派閥が人事に影響することは少なからずありえるでしょう。どの学校に行って看護師の資格を取ったのか、学校によっても出世に関係することがあります。看護のエリート学校を卒業した人は出世が早いと言われています。特に大学病院などの規模が大きな病院ではよくあることのようです。エリートと言われる学校を卒業した人ならそもそも頭が良いということもあるかもしれませんが、管理者同士で同じ学校出身のほうが話が通じやすいといった理由もあるのではないでしょうか。大企業でもあることですが、やはりこうした話は看護師の世界でも少なからずあるものです。

理不尽な人事も

会議に何度も名前が上がるけれど、なかなか昇進しない人もたくさんいます。仕事はきっちりこなして、ハキハキしていて、頭も良く、的確な答えをするような一般的に「仕事ができる人」なのにも関わらずです。そのようなタイプは、融通が利かず媚びを売るようなことはしません。仕事はしっかりとやり遂げるので同僚や後輩からは慕われているにも関わらず、上司からの評判は悪いことが多いです。仕事ができるのに昇進しないといった理不尽なことも実際にはよくあるということを覚えておきましょう。

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